前納夫妻送別会

先日行われた前納夫妻の送別会の様子について、斉藤様よりご寄稿いただきました。


盛大だった前納夫妻の送別会

ピッツバーグに50年以上在住され、日本人コミュニティの重鎮だった前納勝、二三子夫妻が6月末にメリーランド州に移られることを5月中旬に伺い、日本協会創立以来スポンサーとして協会に貢献された夫妻の送別会を是非持ちたいと以前協会事務局と広報に携わった者として思いました。夫妻の50年はダウンタウンにMaeno Jewelersの店舗を経営し二人のお嬢さんを育て上げた年月でした。私ばかりでなくピッツバーグに長く住んでいらっしゃる日本人、日系の方々、特にゴルフや書道の会で夫妻とご一緒だった方々にとって仲間を失う寂しさがあると信じます。

6月の引っ越しを目前に多忙の中を夫妻は2時間ほど時間を割いて下さることになり、日本協会の協賛を得て6月10日(日)夕方6時から菊レストランで総勢30名出席の盛大な会を持ちました。菊レストランのお寿司、お刺身、天ぷら、その他サービス満点のおいしいお食事をいただきながら皆さんは前納夫妻と和やかなひと時を過ごしました。

はじめに前納勝氏がピッツバーグを離れるにあたって理由、感想など語って下さいました。ワシントンにお仕事を持って住んでいらっしゃるお嬢さんの家の近くに家を購入、引き続き宝石のお仕事も続けられるとも伺っています。日本協会からピッツバーグ市が誇る野球選手、ロベルト・クレメンテにちなんで名付けられた橋を彫ったトレイが記念品として贈られました。メリーランド州に移られてからもピッツバーグを時々思い出していただければと願っています。お食事が一段落した後、レストランの前で記念写真を撮り、会は自然にお開きになりました。メリーランド州での前納夫妻のご健康とご多幸をお祈り致します。

斉藤文子(企画責任者)